沖縄本島北部を訪れるなら、まず立ち寄っておきたいのが「道の駅 許田(きょだ)」です。那覇方面から国道58号線を北上すると、名護市の入り口に現れるこの道の駅は、旅の途中に嬉しい休憩スポットであると同時に、地元グルメや観光情報の宝庫でもあります。
今回訪れた際にまず驚いたのは、駐車場からの眺めの素晴らしさ。車を降りてふと目を向けると、そこには一面に広がるエメラルドブルーの海!まるで海に向かって車を停めているかのようなロケーションで、運転の疲れも一気に吹き飛びました。
海を間近に感じる絶景ロケーション!道の駅 許田の駐車場から旅が始まる
写真からも伝わるように、道の駅の駐車場はとても広々としていて台数も充実。海沿いのスペースに加え、施設の裏手側にも広い駐車場が整備されており、混雑時でも比較的スムーズに駐車できます。観光シーズン中はもちろん、地元の人々にも親しまれているため、多くの車が行き交っていました。
さらに注目したいのは、駐車場の設計の工夫。海に面した駐車エリアのすぐ横には歩道が整備され、海を眺めながらのんびりと散歩する人の姿も。ちょっとした寄り道や写真撮影にもぴったりのスポットです。
裏手の駐車場は台数も多く、アクセスもスムーズ。ここでは大型車両や観光バスなども停められるようになっており、団体旅行や家族連れにも安心の設備が整っています。周囲には観光案内ののぼりや看板も見え、旅気分を盛り上げてくれます。
また、建物には歩道橋が直結しており、駐車場から施設へのアクセスもとても便利。階段やエレベーターも整備されていて、お年寄りや小さなお子さま連れでも安心して訪れることができます。
「道の駅 許田」は、ただの通過点ではありません。車を降りた瞬間から沖縄らしい風景に包まれる、そんな魅力あふれる場所なのです。
旅の計画がもっと楽しくなる!充実の案内マップと情報コーナー
「道の駅 許田」に着いてまず目を引くのが、施設内に設置された大きな観光案内マップ。このマップは、ただの道案内にとどまらず、沖縄本島北部「やんばる」エリアの魅力がぎゅっと詰まった一枚となっています。
マップには名護市をはじめ、今帰仁村、本部町、東村などの観光スポットが写真付きで紹介されていて、訪れる前から「どこに行こうかな?」と旅の想像を膨らませられる仕掛けになっています。沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木、古宇利島など、定番スポットから少し足を延ばして楽しめる穴場スポットまで幅広く網羅されており、ドライブ旅の計画にぴったりです。
特に便利なのが、那覇空港からのアクセス方法がわかりやすく描かれた「アクセスマップ」部分。車なら約1時間40分、高速バスや路線バスの所要時間まで丁寧に記載されていて、初めての沖縄旅行でも安心して訪れることができる工夫が感じられました。
施設内にはパンフレットや観光案内チラシも揃っており、スタッフの方に直接おすすめスポットを尋ねることもできます。レンタカー旅の中継地点としてはもちろん、「北部をもっと知りたい!」という旅行者にとっては、まさに情報の宝庫といえる場所です。
マップを見ながら「今日はここまで行ってみようかな」「このお店、美味しそう!」なんて、旅のワクワクがどんどん膨らんでいく──そんな時間も、この道の駅だからこそ楽しめる魅力のひとつです。
沖縄グルメの宝庫!道の駅 許田の直売所で味わう、うちなーの味
旅先での楽しみといえば、やっぱりご当地グルメ。道の駅 許田のグルメエリアは、そんな期待を裏切らない魅力がたっぷり詰まっています。ローカルフードからスイーツ、沖縄ならではの加工品まで、どこを見ても心惹かれるものばかり。
食欲そそる沖縄そばとステーキメニュー
建物の一角にある食堂コーナーでは、王道の「三枚肉そば」や「アーサそば」など、沖縄ならではの麺類が豊富に揃っています。特に注目したいのが、「ガーリックカットステーキ」や「リブロースステーキ」といったお肉系メニュー。旅の途中でガツンとエネルギーチャージしたい時にぴったり!
色とりどりの写真付きメニューは、どれも美味しそうで目移りしてしまいます。テイクアウトもできるので、ドライブのお供にも◎
大人気!揚げたての「さーたーあんだぎー」
道の駅 許田を訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、こちらの名物屋台「三矢のさーたーあんだぎー」。揚げたてのあんだぎーがずらりと並び、甘い香りが漂ってくると自然と行列ができてしまう人気ぶり。黒糖や紅芋、黒ゴマなどの種類があり、おやつにもお土産にもぴったりです。
ローカルお菓子と限定スイーツが勢ぞろい!
直売所の棚をのぞいてみると、「えびすまんじゅう」や「チョコもち」など、沖縄らしい甘味がたくさん!どれも素朴でどこか懐かしい味わい。地元の素材を活かした商品が並び、見ているだけでも楽しくなります。
中でも「チョコもち」は、もちもちの食感と濃厚なチョコの風味が絶妙で、**“隠れた名物”**として人気が高いのも納得のおいしさ。
ご飯のおともや晩酌のお供にもぴったりな加工品たち
道の駅内のグルメ売り場では、「てびち(豚足)」や「軟骨ソーキ」などの沖縄郷土料理が真空パックで販売されています。これらは温めるだけで本格的な味が楽しめる手軽さが魅力。旅行後の食卓でも沖縄気分が味わえますよ。
さらに、沖縄そばの乾麺やスープだしも種類豊富に並んでおり、自宅で再現する“うちなー食堂”にもおすすめです。
南国らしいフルーツも見逃せない!
旬の果物コーナーには、**アジアの香り漂う「アップルバナナ」**が!もちもちとした食感とりんごのような甘みがクセになると人気で、ちょっと珍しいバナナを買って帰る人も多いのだとか。機内持ち込みOKの表示もあるので、旅行者にとってありがたいポイントです。
沖縄の海の恵みもお持ち帰り!
忘れてはいけないのが「海ぶどう」。ぷちぷちとした食感と塩気がクセになる海藻で、沖縄グルメの中でも根強い人気を誇ります。新鮮な状態で販売されているため、自宅でサラダや酢の物として楽しむのも◎
地元の味をまるごと持ち帰り!お土産&直売所の掘り出し物たち
野菜もスパイスも個性派ぞろい!ローカル食材が楽しい売り場
直売所の一角には、沖縄の気候で育まれた新鮮な野菜や調味料がずらりと並びます。特に「県産しょうが」や「バターナッツかぼちゃ」などは、見た目もユニークで、地元らしさ満点!
その日のおすすめが手書きPOPで紹介されているのも、ほっこりポイント。まるで市場を歩いているような気分になれます。
また、「恩納村名物 オンナソース」や「島とうがらしオイル」など、地元でしか出会えない調味料の宝庫でもあります。お料理好きな方には、旅の思い出と一緒に食卓に彩りを加える素敵なお土産になりますよ。
お手軽ランチにぴったりな名物「ポーク玉子おにぎり」
グルメエリアの冷蔵コーナーでは、人気の「ポーク玉子おにぎり」も販売中。ボリューム満点で、ふらっと立ち寄ってすぐに食べられるのも道の駅ならではの便利さです。
子どもも大喜び!ユニークなお菓子コーナー
旅の最後に立ち寄るなら、忘れずチェックしたいのがお菓子コーナー。なんといっても目を引くのは、沖縄限定の「さとうきび」スナックやHi-Chewシリーズ。シークヮーサー味やパイン味など、南国ならではのフレーバーがズラリと並び、見ているだけでもテンションが上がります!
さらには、遊び心満点の「ねるねるねるね」沖縄パイン味も発見。お子さまへのお土産や、旅の夜にみんなでワイワイ楽しむのにもぴったりです。
【実食レポート】道の駅 許田で味わう沖縄グルメの魅力10連発!
沖縄を訪れたら、絶対に外せないのがローカルフード。ここ「道の駅 許田」には、地元の味がぎゅっと詰まったフードコートや屋台が並び、どれもこれも試してみたくなるものばかりです。
1. フードコートは広々快適、沖縄料理の宝庫!
まずご紹介するのは、道の駅内にあるフードコート。木目調の落ち着いた空間にはゆったり座れるテーブル席が並び、家族連れや観光客でにぎわっていました。大きな写真メニューが目を引き、「沖縄そば」「ステーキ」「タコライス」の3大看板メニューが並ぶ、まさにご当地グルメ天国です!
2. 観光客にも嬉しい!充実の決済手段
レジ横にはキャッシュレス決済の案内が。クレジットカードはもちろん、電子マネーやQRコード決済にも対応していて、旅行者にとってはとてもありがたい配慮です。現金がなくても安心して利用できるのが嬉しいですね。
3. 迷ったらこの一枚を!王道メニューの顔ぶれ
券売機の横にある写真付きのメニュー表。タコライス、三枚肉そば、アーサそば……沖縄らしいラインナップがずらりと並び、どれにしようか迷ってしまいます。今回は王道のタコライスを選びました!
4. 色鮮やかでボリューム満点のタコライス
出てきたタコライスは、ふんわり盛られたレタスと鮮やかなトマトが食欲をそそる一皿。シャキッとした野菜の下にはスパイシーなタコミートが隠れていて、ひと口食べれば口いっぱいに南国の風が吹き抜けるような感覚に。
5. 一口の幸せ。味のバランスが絶妙!
アップで見ると、タコミートとチーズ、シャキシャキ野菜がごはんとしっかり絡み、絶妙なハーモニー。レストランの味なのに、道の駅で気軽に味わえるのがすごい!と感動した一瞬です。
6. 味変も楽しめる!道の駅オリジナルチリソース
テーブルには「道の駅許田オリジナルチリソース」が置かれており、これがまた秀逸!ほんのり酸味のあるピリ辛で、タコライスにちょい足しすると一気に大人の味に変身。これはクセになる美味しさです。
7. 食後はやっぱりコレ!三矢のさーたーあんだぎー
外の売店では「三矢のさーたーあんだぎー」が大人気!この写真のように行列ができるのも納得の味。素朴だけど、どこか懐かしくて、食後のおやつにぴったりです。
8. 紅いも味が人気!しっとりホクホクの食感
今回いただいたのは「紅いも」味。ほんのり甘く、ホクホクした食感がたまりません。1個120円という手軽さも嬉しく、ついついもう1個……と手が伸びてしまいます。
9. 長持ち&自宅でも美味しく楽しめる
こんな貼り紙も発見!なんとさーたーあんだぎーはオーブントースターで温めると、外はカリッと中はふんわりに復活するとのこと。賞味期限は常温で約1週間、自宅用お土産にもピッタリです。
10. 旅の余韻に…海を眺めながらの至福のひとくち
そして、最後は絶景とともに味わう“海辺のあんだぎータイム”。海を望むベンチに腰掛けて、ゆっくりと味わうそのひとくちは、忘れられない旅の思い出となりました。
地元の味が勢ぞろい!沖縄の「天ぷら」はおやつにもなる名物グルメ
「道の駅 許田」には、グルメな観光客も思わず足を止めるお惣菜スポットがあります。それが、黄色い看板が目印の「天ぷら屋さん」。一歩足を踏み入れると、揚げたての香ばしい香りがふわっと広がり、お腹がぐぅっと鳴ってしまうこと間違いなしです。
人気TOP3!迷ったらこれを選べば間違いなし
お店の外には「天ぷら人気TOP3」が大きく掲示されています。
1位は「もずく天ぷら」、2位は「魚天ぷら」、3位は「紅しょうがのかき揚げ」。どれも沖縄ならではの素材を使った一品で、軽食やおやつ感覚で楽しめるのが特徴です。
種類豊富すぎて目移り必至!揚げ物パラダイス
ショーケースにはズラリと並んだ天ぷらやフライの数々。もずく天やエビ天はもちろん、紅イモコロッケやうずら串、カニクリームコロッケといった洋風の惣菜まで!
どれも手頃な価格で、ついつい「これも、あれも」とお盆に乗せたくなってしまいます。ちなみに、半額セールの文字もちらほら…これは見逃せません!
「天ぷら」は沖縄で“軽食”の代名詞!
本州では天ぷらといえば和食の一品ですが、沖縄ではちょっと違います。ここでは天ぷらが「おやつ感覚」で親しまれており、ドライブのお供に買っていく地元の方も多いのです。
**道の駅で熱々を頬張るもよし、持ち帰って夕飯のおかずにしてもよし。**その自由さも、沖縄らしさのひとつなのかもしれませんね。
補足情報編:アクセス・施設案内・立ち寄りポイントなど
旅の途中に立ち寄る「道の駅」は、便利で安心できる存在。特に沖縄の北部観光では、「道の駅 許田」は欠かせないハブ的スポットです。
バス停「No.888」の標識が目印で、那覇空港方面からのアクセスもスムーズ。高速バスややんばる急行バスも停車するので、レンタカーがなくても訪れやすいのが魅力です。
地元農家の恵みが集まる直売コーナー
建物の一角には「農産物コーナー」があり、沖縄特有の果物や新鮮野菜がズラリ。パイナップルやマンゴー、シークヮーサーなど、南国の恵みに出会えるエリアです。季節によって品ぞろえが変わるので、何度訪れても楽しめます。
旅の休憩に最適な“まちの拠点”
施設の正面には「やんばる物産センター」の看板と共に、トイレ・チケット売場・観光案内が集約されたエリアがあります。
ドライブ旅での休憩はもちろん、観光スポットの情報収集にもピッタリの立ち寄りスポット。ベンチや屋根付きの休憩スペースもあり、雨の日でも安心です。
旅のまとめ:ここでしか味わえない「やんばる体験」が詰まった道の駅
「道の駅 許田」は、単なる休憩場所を超えた“旅の楽しみの一部”になる場所です。
海を臨む絶景の駐車場、ローカルグルメが並ぶ賑やかな売店、豊富なお土産と農産物、そして地元の方とのあたたかなふれあい。
ここでしか出会えない食べ物や景色、雰囲気が、旅の思い出をより深いものにしてくれました。
一度立ち寄れば、「また来たい」と思わずにはいられない、そんな特別な魅力が「道の駅 許田」にはあります。