訪問日:2025年1月12日 昼前
ライター:ゆっぴ
のどかな町の風景に溶け込むように佇む「道の駅いちごの里よしみ」。ここは、子どもも大人も笑顔になれる、心あたたまる場所です。
自然いっぱいの広場、地元ならではの味が楽しめるグルメ、思わず手に取りたくなる可愛いお土産の数々…。そんな、ちょっと特別な1日を過ごせるスポットへ出かけてきました。
駐車場も広々!どんなスタイルの旅にも対応
「道の駅 いちごの里よしみ」に到着してまず感じたのは、その駐車場の広さとゆったりした空間です。
メインのアスファルト舗装のエリアはもちろんのこと、砂利の臨時駐車場も含めて、かなりの台数を収容できるようになっており、週末や連休中の混雑時でも安心して立ち寄ることができます。
今回の旅で活躍してくれたのは、道の駅巡りと仕事での移動を快適にするために購入したミツビシのデリカD:5。
この一台があるだけで、どんな場所でも安心してアクセスできるという頼もしさがあります。実際にこの日も、舗装されたエリアだけでなく、砂利の駐車場でもスムーズに停めることができました。
敷地内を見渡すと、ファミリーカーや軽自動車、そしてキャンピングカーの姿もちらほら。
中にはのんびりと車中泊の準備をしている方もいて、「ああ、ここはただの休憩所じゃない。旅の拠点としても愛されている場所なんだな」と実感しました。
また、砂利の広場も含めた臨時駐車場エリアは、かなりのスペースがあり、大型車やトラックも気軽に立ち寄れる点が魅力的です。
キャンピングカー利用者や、長距離ドライブ中の方にとっては、この余裕のある空間が嬉しいポイントではないでしょうか。
さらに、公園や遊具のあるエリアの近くにも車を停められるようになっていて、お子さん連れのファミリーにも便利。
木陰に並ぶ車の向こうには、カラフルな遊具が見えて、すでに賑やかな声が聞こえてきそうなほど。
次回訪れるときは、キャンプ仕様の準備をして、ここで一泊なんていうのもいいかもしれません。
そんなことを考えながら、旅のスタートにふさわしいひとときを過ごすことができました。
元気いっぱい遊べる!開放感あふれる公園&遊具エリア
「道の駅 いちごの里よしみ」の魅力のひとつが、なんといっても充実した公園エリア。
到着して車を降りるとすぐに、楽しそうな子どもたちの笑い声が聞こえてきました。赤いすべり台の横にどっしりと佇む石碑には、しっかりと「道の駅 いちごの里よしみ」の名前が刻まれており、まるでこの公園の玄関のような存在です。
広場にはふわふわの芝生が広がり、その上に色とりどりの遊具が点在しています。
赤や青、黄といったカラフルなすべり台やトンネル型の遊具は、子どもたちの好奇心をくすぐるデザインばかり。元気に駆け回る姿は、見ているこちらまで自然と笑顔になってしまいます。
さらに奥へ進むと、背の高いタワー型のすべり台や、木製のアスレチック風遊具もあり、年齢に応じた遊び方ができるのも嬉しいポイント。
特に赤い屋根がついた遊具は、どこか童話の世界を思わせるような可愛らしさがあり、フォトスポットとしても映えます。
遊具のエリアには人工芝が敷かれているため、転んでも安心。小さなお子さんでものびのびと遊べる環境が整っています。
親御さんが休憩できるベンチも点在しており、家族みんなでゆったり過ごせる空間です。
そして見逃せないのが、吉見町PR大使「よしみん」の石像!
愛らしいいちごの妖精のような見た目で、公園を訪れた人々を優しく見守ってくれているようでした。記念撮影にもぴったりな存在感です。
自然の中でのびのびと遊ぶ子どもたちの姿、木々に囲まれた空間、そしてほんのり漂う季節の空気感。
この場所は、ドライブの途中のひと休みにも、家族の思い出づくりにもぴったりのスポットです。
道の駅というより、まるでちょっとした公園に立ち寄ったような満足感がありました。
いちごの里らしい可愛さと木のぬくもりが魅力の外観
道の駅 いちごの里よしみに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが三角屋根の大きな建物。
全体的に落ち着いたトーンの木造風のデザインで、周囲の景観にも溶け込んでおり、温かみのある雰囲気が印象的です。建物の前には広々とした石畳の広場が広がり、訪れる人々をゆったりと迎えてくれます。
正面に位置するのが、直売所や特産品販売の中心となる建物。隣には、地元の花農家さんが営むグリーンショップ「ビザールファーム花吉」もあり、季節の鉢花や苗がずらりと並んでいて、思わず足を止めたくなるような華やかさでした。
敷地内には他にも、パンとサンドイッチの専門店「KITAOKA(キタオカ)」の店舗もあり、木のテラスに沿って並んだベンチでコーヒーを片手にひと休み…なんていう過ごし方もおすすめ。朝の訪問時には、焼き立てパンの香りがふんわりと漂ってきて、思わず立ち寄りたくなってしまいます。
そして、忘れてはならないのがJA吉見直売所。赤い三角屋根が可愛らしい建物には、地域の新鮮な野菜や果物、加工品がずらりと並んでいます。
「豊風野菜」ののぼり旗が目印で、どれも地元で育てられた新鮮なものばかり。訪れた日は地元産いちごがちょうど旬で、多くの人が手に取っていました。
また、駐車場の一角にある小さな木造の屋台では、焼き鳥や地元の軽食が販売されており、ちょっとした食べ歩きにもぴったり。お祭りのような屋台の雰囲気に、自然と気分もワクワクしてきます。
そしてひときわ目を引くのが、ピンク色の可愛らしい「いちごのソフトクリーム屋さん」。小さなお店ながら、外観からして映え必至。お子さま連れのファミリーはもちろん、カップルや友人同士の記念撮影スポットとしても人気のようです。
青空の下でのんびり歩いていると、まるで小さな観光村を歩いているような気分になります。
それぞれの建物に個性がありながらも、「いちごの里」というテーマをしっかり感じられる統一感があり、歩いているだけでも楽しい時間が過ごせます。
いちご好きにはたまらない!道の駅グルメの宝庫「いちごの里」
「道の駅 いちごの里よしみ」といえば、やっぱり気になるのがここだけで味わえるグルメの数々。
その名の通り、いちごを使った商品やスイーツが所狭しと並んでいて、甘い香りに誘われるままに、ついあれこれ買いすぎてしまいました。
まずはお買い物カゴの中からお披露目です。
大きな袋に入った**業務用ポテトチップス**は、見た目のインパクトも抜群。シンプルな「うすしお味」は間違いない美味しさです。そして、**いちご大福**は真っ白なお餅の中に、ツヤツヤのいちごが丸ごと!やさしい甘さとジューシーな果実のハーモニーが絶品でした。
屋外のキッチンカーエリアには、可愛らしい「Chang-Noi Kitchen」が出店しており、いちごあめやソフトクリームなど映え系スイーツが充実。どれも写真に撮りたくなる可愛さです。
直売所の中はまさにグルメの宝庫。地元産の野菜が並ぶ一角には、精米コーナーや米袋が積み上げられたエリアもあり、農産物直送の新鮮さを実感できます。
そして見逃せないのが、いちごをテーマにしたお土産の数々。
赤やピンクのパッケージが並ぶ棚には、「いちごタルト」や「いちごプリン」、「いちごゼリー」、「いちごミックスクッキー」などが所狭しと並び、どれにしようか真剣に悩んでしまうほど。
その中でも特に人気なのが、「いちご生どら焼き」。
ふわっとした生地に、クリームといちごがぎっしり。冷蔵コーナーにずらっと並んでいて、見るからに美味しそうです。
他にも、「秩父B級グルメ風味のポテチ」や、「ラー油にんにく味のご当地チップス」、「**たまねぎスナック」など、ちょっと珍しい商品も目白押し。
パンコーナーも人気で、朝の時間帯には焼き立ての香ばしい匂いが広がっていました。
地元産小麦を使った商品や、手作りの惣菜パンなど、ここでしか出会えない味も揃っています。
外の案内板にも大きく書かれていた「いちご大福」や「いちごのしずくサイダー」は特に人気のようで、多くの人が手に取っていました。
爽やかでほんのり甘酸っぱい味わいは、ドライブ中のリフレッシュにもぴったりです。
そして何より、売り場には常にお客さんの賑わいがあり、地元の人にも観光客にも愛されている様子が伝わってきました。
このにぎやかさも、グルメの魅力のひとつかもしれません。
コーラといちごと歴史が彩る、吉見町のまち歩き
「道の駅 いちごの里よしみ」を拠点に、吉見町をゆっくり散策してみると、この町ならではの“魅力”がじわじわと心に染み込んできます。
まず最初に目を引いたのは、赤と白が印象的なコカ・コーラの展示スペース。
町内に工場があるということで、吉見町とコカ・コーラの歴史をパネルで紹介しており、「地元に根ざす企業」の姿勢がよく伝わってきました。レトロでかわいいテーブルやチェアも設置されていて、カフェのような雰囲気で楽しめます。
また、道の駅の敷地内には吉見町全体の観光マップも掲示されており、周辺の名所や自然スポット、文化財が一目で分かります。
「吉見百穴」や「ポンポン山」、「八丁湖」など、どれもユニークな名前が並び、探検心がくすぐられます。
室内の掲示スペースでは、町内のイベント情報や地域活動の紹介がずらり。手作りの飾りや折り紙、写真付きの掲示物からは、地域のあたたかさや人とのつながりを大切にしている町だということが伝わってきました。
さらに注目したいのが、こちらの観光パンフレット。
「観て好し、食べて好し、遊んで好し」という3つの“好し”をキャッチフレーズに、吉見町の魅力がぎゅっと詰まっています。表紙には町のPRキャラクター「よしみん」も登場していて、とってもキュート!
道の駅の中には、くつろげる休憩スペースも完備されています。
自然光が差し込む広々とした空間は、観光の合間のひと休みにぴったり。壁には地域の観光ポスターや案内も貼られていて、次に訪れたい場所のヒントがきっと見つかるはずです。
そして何より存在感を放っていたのが、道の駅のすぐ隣にあるコカ・コーラの吉見工場。
広大な敷地に赤いロゴが映える建物は、まさに“町のランドマーク”。この地での製造が、地域との結びつきをさらに深めているのだと感じさせられました。
甘酸っぱい記憶をお持ち帰り♪いちごの里よしみの“お土産&戦利品”たち
吉見町「道の駅 いちごの里よしみ」を訪れたら、絶対に見逃せないのがお土産選び。地元の魅力がぎゅっと詰まった商品が所狭しと並び、見ているだけでワクワクが止まりません♪
今回、私が持ち帰ったのは…
🥔 業務用ポテトチップス(うすしお味)
見た目にもインパクト抜群の大容量サイズ!Calbeeのロゴが入った銀色パッケージは、地元でも人気の限定商品。おやつにもおつまみにもピッタリで、家族みんなで楽しめます。
🍓 いちごの生どら焼き
ふわふわの生地に、吉見町産の甘酸っぱいいちごと生クリームがサンドされたどら焼き。ほどよい甘さと果実感が絶妙で、ひと口食べるたびに「もうひとつ!」と手が伸びてしまいそう。
🍓 いちご大福
中に包まれた大きくてみずみずしいいちごと、やわらかなお餅、上品なこしあんのハーモニーがたまらない…!こちらも人気商品のため、休日のお昼頃には売り切れが続出。新鮮ないちごを確実にゲットしたい方は、早めの時間の来店がおすすめです。
これらの戦利品たちは、保冷機能のあるスノーピークのバッグにしっかりと収めて、持ち帰りました。こうして旅先で買ったものを丁寧に詰めていく時間って、とても愛おしいですよね。
🌸旅の余韻をおうちでも…
帰宅して袋を開けた瞬間に広がるいちごの香りと、甘くて懐かしい味わい。
「いちごの里よしみ」での時間が、しっかりと形になって心に残っていました。
吉見町のお土産は、ただの“おいしいもの”ではなくて、“その土地の記憶そのもの”なんだなぁと感じたひとときでした。
📌 ワンポイントアドバイス:
人気のいちご商品や手作りお菓子は早い時間に売り切れてしまうことも多いので、午前中の来訪がベスト!
特に週末や連休時は、開店直後を狙って訪れるのが吉です◎
施設情報・アクセス
基本情報
-
- 住所:埼玉県比企郡吉見町大字久保田1737番地
- 営業時間:9:00〜17:00(食堂 平日:11:00〜15:00 / 休日:11:00〜16:00)
- 休館日:12月30日~1月4日
- HP:https://www.ichigonosato.com/
アクセス方法
【車】
・関越自動車道東松山ICから鴻巣方面へ約7km
・東京方面から国道17号より鴻巣左折して約8km
【電車・バス】
・JR高崎線「鴻巣駅」下車 バス「東松山駅行」 「比企吉見農協前」 下車徒歩1分
・東武東上線「東松山駅」下車 バス「免許センター行」 「比企吉見農協前」 下車徒歩1分
次回訪れるときには、今度こそとれたての真っ赤ないちごを…!
そんな楽しみを残してくれる、吉見町の道の駅。
またすぐにでも行きたくなる、そんな素敵な場所でした😊🍓